中小企業を狙ったサプライチェーンリスク
昨日は重要インフラに関するサプライチェーンリスクについて書きました。
今日は、中小企業に視点を置いたサプライチェーンリスクについて書きたいと思います。
2019/2/16(土)のNHKニュースで、次のようなニュースがありました。
これは、大阪商工会議所と神戸大学の森井教授らが中小企業にサイバー攻撃があるかチェックする機器を設置し、サイバー攻撃を観測したところ、機器を設置した30社すべての企業が攻撃に晒されていたという内容でした。
最先端の独自技術を有している中小企業も多く、機密情報の窃取だけでなく、製造部品への不正な改造等も懸念されます。
大阪商工会議所の経営情報センターでは、中小企業に向けたIT化の支援として、迷惑メール対策やウイルスチェックといったセキュリティ対策も提供されています。
中小企業だと、どうしても費用が高くついてしまうため、こういったサービスを利用するのも一つの選択肢ではないでしょうか。