捕鯨とセキュリティ(OpWhales)
昨年(2018年)末に、日本はIWC(国際捕鯨委員会)から脱退を発表しました。
これにより場所は限られますが、商業捕鯨が再開できる見通しとのことです。
そして、今月5日に、太地町において調査捕鯨のための研究施設の設置について、日本鯨類研究所から発表されました。
さて、セキュリティと何の関係があるのか。
それは、Anonymousと呼ばれるサイバー攻撃者の中でも捕鯨に反対する人たち(オペレーション OpWhales)によって、DDoS攻撃が実施される可能性があります。
DDoS(Distributed Denial of Service)攻撃は、分散型サービス不能攻撃と呼ばれ、
複数の攻撃者(コンピュータ)が、ホームページといったWebサイトへ攻撃し、一般の人が閲覧できない状態にするものです。
Anonymousは、攻撃対象のURLリストを公開して攻撃しますが、実際にはURLリスト以外にも幅広く攻撃され、捕鯨に関係のないWebサイトまで攻撃されることが多いのが現状です。
一見すると、サイバー攻撃と無縁のようなニュースもサイバー攻撃に関連してくることがあります。
今後の動向が気になるところです。